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民族文化の会



12月16日の会の報告です。

 

私の「女性祭祀が国を救う」は、日本は、女神信仰に起源を持つ女性の霊性が守ってきた国であることを多くの例証で説きました。仏教や儒教の女性差別思想、欧米流男女平等観などの浸透で、姿を消したはずの女性祭祀が、伊勢神宮斎宮、宮中祭祀として継承され、伝統的家庭で女性の管理する神々が存在することなど、女性の霊性ぬきに説明することはできません。女性祭司、女帝、ヒメヒコ制など、地球規模で存在した女性の霊性信仰が、海外では変質し、失われていったのに、日本はその信仰を守ってきた稀有の国であることを強調しました。

 第二部、「一ツ目弁天会平曲(平家琵琶)解説と演奏」は代表荒井今日子さんの要を得た解説に始まり、荒井さんの「敦盛最後」実演、鈴木孝庸先生の「宗論」実演と続きました。荒井さんは10年近く以前から民族文化の会においでいただいていました。長く、介添え役を務められ、昨年からご自身でも語られるようになりました。その博識と芸力向上は驚くほどであり、さらに師である鈴木先生の語りの迫力は場内を圧しました。「宗論」は平曲三大秘事三曲の一つとされる難曲だそうですが、弘法大師が仏として出現されるこの曲のテーマがひしひしと実感されました。最後の語りのご指導もありがたいことでした。

 

 平曲公演の方々にもご参加いただいた終了後の恒例の忘年会も楽しい会でした。ほとんどは、長いお付き合いの気心の知れた方々の集まりでしたが、私にとってはまさに一期一会の思いのする集まりでした。ぜひ来年も元気でお逢いしたいものです。     



 

2019年度の日程が決まりました。講師と演題は決まり次第お知らせします。いずれも日曜日午後2時からです。3月、10月は休会です。

1月27日、2月3日、4月28日、5月19日、6月16日、7月14日、8月18日、9月8日、11月24日、12月1日

        


         


          

 

2019年度予定

1月27日

三田徳明雅楽研究会公演

1 日本雅楽~アジアとの比較に「伝承」と「創造」を考える
         三田徳明雅樂研究會代表 三田徳明
2 雅楽公演


2月3日

女流義太夫公演

1 異類婚の浄瑠璃ー『卅三間堂棟由来』についてー 
              義太夫協会会長  原道生

2 女流義太夫演奏「木遣り音頭の段」  浄瑠璃 
            竹本京之助 三味線  鶴澤賀寿



4月28日

1 日本民俗学(柳田民俗学)の行方 
                       諏訪春雄

2 ドイツの歌舞伎とブレヒト劇 日本大学教授 田中徳一


5月19日

1 照葉文化論の消長             諏訪春雄
2 題未定        学習院大学名誉教授 森永毅彦


6月16日

1 天皇が分かれば日本が分かる        諏訪春雄
2 題未定        学習院大学名誉教授 湯沢 威


7月14日

1 天王寺屋と「聖徳太子」 第二回      諏訪春雄
2 家狂言「聖徳太子」について       中村鷹之資


8月18日

1 縄文文化再考               諏訪春雄
2 漱石の家計簿        学習院大学教授 山本芳明

 


 

 

参加費 千円(資料代、茶菓代を含む)




会場 黛ビル4Fホール
 〒107-0052 
   東京都港区赤坂3-10-3  

  TEL3583-3633・3606 FAX3583-3639


 

[地下鉄赤坂見附駅赤坂方面出口から徒歩2分]
      




 共催 民族文化の会  代表 諏訪春雄

      (財)黛民族舞踊文化財団 



 



諏訪春雄のホームページ


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