☆2008年・有志企画「水陸両用戦車」レース



水陸両用戦車に改造された「M551シェリダン」(テルスター中尉製作)


 ■今、水上走行する水陸両用戦車がカッコイイ!

 水上走行自動車による「俺バロン」、水底走行自動車による「海底グランプリ」、ニチモのキングシャークにインスパイアされた海底走行「俺キングシャーク」など、水陸両用車両による遊びにも積極的な動く模型愛好会では、毎年何点かの水上走行戦車が参加している。

 右の画像は、昨年ソガワ閣下が水ものオフ会用に製作した強襲上陸用水陸両用タンク。1940年代にアメリカで考案され、実用車両と言うよりはどちらかと言うと「こんな戦車で続々と攻めるぞ!」といったプロパガンダ用のノリで雑誌にデザインが発表されたものらしい。
 それがフロートを兼ねる巨大な車輪で水上走行した後、今将に水から陸に上陸しようとする雄姿である。
 ソガワ閣下は、今迄も精力的に水陸両用戦車を製作していたが、更に現在秘密裏に水陸両用AFVの新作として6輪装甲車を開発中であるとの情報もある。

 更に左の画像は同じく昨年の水ものオフ会に参加したきんさんの手になるLVTP7−A1「シードラゴン」。
 この作品はタミヤが水中モーター同梱の商品として昨年企画したキットと同じコンセプトで、水中モーターを車体下部にセットして水上走行可能としたもの。
 厳密には単体自走メカではないが、水上を悠々と自走する姿は多くの参加者の目に焼きついているに違いない。
 また過去にはTAC氏による水陸両用トラック「ダック」や、こみや氏による「シュビムワーゲン」などの水陸両用ソフトスキンも注目を浴びた。

 そして今年5月静岡ホビーショーのタミヤブースにて、タミヤの新型1/35RC戦車シリーズの「アクトコム4ch/RCユニット」を組み込んで改造された水陸両用「M551シェリダン」が、アクトコム改造作例として展示された。(このページトップの画像も参照)
 この作品はUMA会員でもあるテルスター中尉製作のもので、ホビーショー当日は同じタミヤブース内にある水槽(本来は新作のミニ水中モーター用の展示コーナーのもの)で堂々たる水上デモ走行も披露した。
 これらのムーブメントは、ようやく水上走行水陸両用戦車へ時代が追い付いてきたともいえ(ちょっと我田引水かな。(^_^;)>)この流れを逃すな、と言う事で、今回有志企画として水上走行水陸両用戦車のレースを挙行するに至った!

 
水陸両用戦車レースの概要
 水ものオフ会としての企画が増える傾向にある昨今、参加者のモチベーションと負荷のバランスを勘案し、比較的緩いレギュレーションで楽しむ事を主眼に置いて、以下の要領で参加車両を募集します。

参加車両はスケールモデル、SF戦車、装輪、装軌を問いません。
  広義の意味での水陸両用軍用車両とします。
レースは強襲上陸を模して、水上発進、上陸、陸上走行でゴールを目指します。
  コースは直線コースとします。上陸地点は緩いスロープを準備します。
ラジコン操作可否、シングル走行のみなどの差別化を行いません。
  …RC車両で確実に直進コントロールをするか?シンプルな無操縦機構で
   軽量化して速度を稼ぎ、直進性は運に任せるか?もレースの妙とします。
スケール、電源、使用モーター不問。
  要するに今回は「何でもあり」のレースとなります。それが楽しいんじゃない?
電波到達距離が短いトイラジ改造車両対策として、操縦者並走可とします。
  但し他車妨害があった場合は失格となります。

水中モーターなどの使用は自由ですがコース全行程を自走する事が条件です。
  途中で水中モーターを外すなどの為に、車両に手を触れる事はできません。

オフ会既出の作品でも構いません。1台でも多くの作品で盛り上がりましょう。
  コースのセッティングなど、詳細は現場合わせ(^_^;)で対応します。
  

 

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