2011年 第13回水ものオフ会
水陸 水四駆試走会のご案内



2005年の水ものオフ会「俺バロンカップ」に出場した異色の海底レーサー
テルスコビッチ作「海底GPカー」。これが全ての始まりだった。 

 

2007年海底GPリベンジII に参加したGPレーサー軍団
 2005年の俺バロンカップを皮切りに、2006年の海底グランプリ、2007年の海底グランプリリベンジIIなど、水ものオフ会では数々の海底レーサーを生み出しました。
 マッハGO!GO!GO!や鉄腕アトムのロボットレーサー白い惑星号の活躍に心躍らせたオヤヂモデラー世代にとって、海底グランプリという響きは何物にも替え難い冒険とロマンの代名詞でありました。
 海底・水底を疾走するそのスーパーメカを自分の手で作り出したい!そんな熱い思いで企画された水陸両用マシングランプリと、その為にだけ生み出された俺海底GPレーサー達。

 3年連続で行われた水陸両用マシンの企画は、一旦オヤヂモデラー達の餓(かつ)えた心をようやく潤したように見えたのです。が、しかし…。

 2010年の水ものオフ会開催に際して、参加者各位の製作中作品が次々にUMA掲示板にアップされる中、予定企画とは全く関係ない一台のスーパーマシンの画像がアップされました。
 それこそが、水中でも走るミニ四駆を手掛けてはその第一人者であり、また他ならぬハンドル名に「水」と「四駆」をその名にしおうみずよんさんのアップした「水四駆PROシャーシ」だったのです。
 

「水四駆PROシャーシ」の全貌。(みずよんさん製作)

 この画像が、またまた海底GPレーサー達の心に火を付けたのです。
 その結果、2010年の水ものオフ会終了後に行われた全員参加の次回企画会議で、ダントツの人気で2011年度企画として支持されたのが、今回の水陸水四駆レースでした。
 

 上記の画像はその企画会議で使われたホワイトボードの「企画イメージ図」と最終的な得票数を記録した部分をトリミングしたもの。
 一見何やら奇妙なメビウスの輪のように見えるのは、酩酊した(?)司会役のオヤヂ博士がタミヤミニ四駆ジャパンカップジュニアコース(3レーン・オーバル)とアリイの立体8の字四駆コースをごっちゃにして描いたものですが(しかもこれじゃ途中で必ずコースアウトするやんけ)、問題は8の字クロスする下段部分に描かれた”ひょっこりひょうたん島の波”状の描き込み。実はこれこそが今回の企画の最大の特徴である、水中に沈められたコースの一部を表現しています。
 つまり今までの海底GP企画が水中ではフリー走行を行っていたのに比べ、今回はミニ四駆コースそのものを一部水中に沈め、そこを高速走行する水陸両用ミニ四駆で走破する!というチャレンジングな企画となりました。
 但し現時点で走行会場となる親水公園でのセッティングと実現可能性が実地検証出来ていない為、取り敢えず今回は最低でも周回コースではなくスタートとゴールを離したワンウェイコースを設けて、レースが成立するかどうかの試走会として実施する事としました。

 余談ですが、実はこの時、別ジャンルとして俺SFメカコンテストテーマも同時に検討していたのですが、今年度のテーマとして最大の得票を得た「俺ジュニアサンダーセブンコンテスト」の投票が8票だったのに比べても、9票+α(αってなんだったっけ?)を獲得したこの企画の支持率の高さが伺われます。
 
 水陸「水四駆試走会」の参加要領
自作の水陸両用車によるコンテストです。
ボディーサイズは、問題なくミニ四駆コースを走る事ができる大きさである事。
モーターの種類、個数制限は一切なし。
電圧は3Vまで。(市販のアルカリ電池を使用)
車体は自作でもキットの流用・改造でも構いません。
「水四駆」とは書いていますが、ミニ四駆無改造でもミニ四駆でなくても、あるいは四輪駆動でなくても構いません。
車体、メカ部分は防水か否かは問いません。
コースはタミヤミニ四駆ジャパンカップジュニアコース(3レーン・オーバル)を使用します。
水中コース部分はコース自体が完全水没する想定ですので、走行は水底走行を基本とします。
今回は全てが初めての試走会ですので、うまく水中に突入できなくても反対側の水上部分に到達した時点でコースアウトしていなければリタイヤとはしませんが、予めそれを想定してコントロールするのはかなり難しいかも?
水中コース部分はタイヤ走行だけでも、スクリュー併用での走行でも構いません。
コースの設定は、当日会場で「現場合わせ」で行います。
うまくいけば陸上部分と水中部分を折半する周回コースとしてセッティングしますが、元々オリジナルのコースが想定していないような傾斜コースとなる為、コース全体が不自然な左右のバンク(傾斜)を取ってしまって、スムーズな走行が出来ない可能性もあります。
その場合はクローズドな周回コースではなく、基本的には直線でアップダウンを持つワンウェイコースを設けます。

 

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