☆2018年 
自動浮沈潜水艦レースのおしらせ




山田の伊号潜水艦の再販、童友社の「伊号-401」。

 

 潜水艦のプラモデルなら、潜航と浮上をさせたい!そんな素朴な思いながら、ラジコンなど望むべくもなかった昭和30年代の日本で、自動で浮き沈みを繰り返す自動浮沈潜水艦なるジャンルのプラモデルが発売されました。
 現実の潜水艦は水中航行したければ潜航し、水上走行したければ浮上するという自由潜航浮上艦ですが、このプラモデルは自動潜航浮上という「走れば必ず潜航し、その後必ず浮上する」という、現実世界では意味のない、模型の世界だけで成立する「特化した機構」を有していたのです。
 しかし「…必ず浮上する」という性能は設計性能であり、当時のチープなプラモデルと子供たちの稚拙な技量では模型の水密が不十分で、潜ったっきり浮上してこなかった悲話は日本中であったと思いますが、21世紀の今、あらためてこの自動浮沈潜水艦を走らせようではありませんか!

2107年の自動浮沈潜水艦レースの覇者も、この「伊号-401潜水艦」でした。
ちょっとプアな画像で申し訳ありませんが、写真はその優勝艦。
オーナーは山田みのるさん。何と偶然、ヤマダ繋がり?

  「自動浮沈潜水艦レース」の参加要領
自動浮沈潜水艦によるレースです。
 ・船体の一部が水面に出ている状態でスタートし、ゴールまでの間に完全潜水&
  完全浮上のサイクルを最低1回以上行う事。
ゴム動力クラス
 ・ゴム動力(ゼンマイ動力)潜水艦によるレースです。改造、無改造を問いません。
水中モータークラス
 ・ゴム動力潜水艦などに水中モーターを着けて走らせる場合はこちらになります。
 ・改造、無改造を問いませんが、走行時動力は水中モーターだけになります。
 ・水中モーターの種類は問いません。
 ・電圧は1.5Vまで。(市販のアルカリ電池1本を使用)
内臓モータークラス
 ・モーター内蔵で走行する潜水艦のレースです。
 ・改造、無改造を問いません。
 ・電圧は3Vまで。(市販のアルカリ電池2本を使用)
  但し童友社やアカデミーのU-ボートのようにオリジナルキットが
  単二電池3本で4.5v仕様の場合は、キット指定(または同梱)の
  モーターを使用して動力系無改造の場合に限り参加できます。

 

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