難しい改造は端折(はしょ)っちゃえ!
帰ってきた1/48走るミニタンク改造コンテスト…名付けて
<はしょるミニタンクコンテスト   
            リターンズ>


電池を入れたらすぐ出撃!1/48ミニタンクシリーズをベースにした、楽しいミニタンク改造コンテストです。
1/48走るミニタンクシリーズは、組み立て塗装済みのリアルなモーターライズ戦車のシリーズです。この走りに定評のあるタミヤのミニタンクをベースにした簡単改造コンテストが、ついに動く戦車オフ会に帰ってきました。
 
どんな坂でもぐんぐん登るパワフルな車体があれば、楽しくかんたん改造が楽しめます。
戦車の改造がしたいけれど、とってもむずかしそう…。そんな悩みとはもうサヨナラです。タミヤの走るミニタンクがあれば、改造はとってもかんたん。
モーターと電池ボックスが組込み済みで、足回りも完成している走るミニタンクがあれば、足回りはそのままで、車体上部だけをポンと乗せれば、ほらキミも自分だけのオリジナル戦車がかんたんにでき上がります。
むずかしい改造は全部”はしょって”しまう新しいホビーの姿、名付けて「はしょるミニタンクコンテスト」は2009年に開催されて大好評だったものの、品切れによる入手困難で中断していました。
しかしタミヤさんが再版してまたまた入手可能になったため、2012年から動く戦車オフ会に帰ってきました。

 
もう、お友達はこんな改造にチャレンジしています!
 
 これは前回(2012年)に開催した、第3回はしょるミニタンクコンテストの優勝作品、フィレサンドさんの作品「オレシダー」。ウルトラマンで活躍した地底戦車にインスパイアされた車体に自作ドリルを装備した作品です。科学特捜隊ならぬJSDO(日本宇宙開発局)マークもキリリとしてカッコイイですね!

 

 次は同じく昨年の参加作品はまいさんの「偽バルカン戦車」。タミヤのSタンクなのに何故「偽バルカン戦車」?と思いきや、何と車体上部はスクラッチで、本人曰く「いつまでたっても復刻版が出ないので自分で作っちゃいました。」とのこと。全然はしょってない作品でも、勿論参加OKです。
  

 
 少年戦車モデラーまよる君の作品は、陸自車両で一番好きな「87式自走高射砲」。元々モーターライズだったアオシマのキットながら、こうして上モノを簡単に載せるだけで、安定した走行性能を持つシングルレース用車両が完成します。(ただしまよる君はキャタピラの干渉対策には苦労して、キチンと走るための調整も行っています。すごい!)

 走るミニタンクはギアボックスなどに何度もマイナーチェンジがされて、その都度より確実で堅牢な走行システムのレベルを上げている事は意外に知られていません。毎年静岡で行われるタミヤフェアでは、我等UMAが協力してチビッコ向けに無料で車両を貸し出してシングルレースを行っていますが、一日何百回…今まで累計で数千回も繰り返された過酷な走行で、走るミニタンクシリーズは数多くのモーターライズ戦車の中でもダントツの走行性能を実証しています。自分の好きな車両がこうして世界トップレベルの走行性能を手にする事が出来るのも、はしょるミニタンクの醍醐味といえるでしょう。

 お友達はこうして「はしょるミニタンク」を楽しんでいます。キミも負けずにオリジナルの改造にチャレンジしよう!

 
更に改造の幅を広げる、素敵なレギュレーションも準備!
現行の走るミニタンクだけでなく、絶版になった旧作シリーズ改造での参加もOKです。
タミヤのミニタンクシリーズは1970年7月に発売されたT34/76ボルガからその歴史が始ります。ボルガはいわば走るミニタンクのルーツです。
2003年に発売され、コンビニエンスストアの店頭にも並んだ事で話題になった走るミニタンクですが、最近では入手が難しくなってきた事もあり、今回このご先祖様ミニタンクをはじめ、全てのタミヤの1/48ミニタンクシリーズを改造のベースにする事が可能になりました。
え?こんなお宝キットを改造する人はいないだろうって?いえいえ、そんな事はありません。
 

 
たとえばこの1972年に発売されたM.B.T71陸上自衛隊戦車ですが、すでに30年前からこんなふうに改造しているお友だちもいます。
どうやらロンメル戦車のようなケースメート型タンクに改造しているようですが、30年たってもまだ完成していないようですね。
 
1970年に発売された”S”バルカン戦車は1979年にホワイトパッケージで再登場しました。この特徴ある戦車は足回りも独特の4つの転輪で出来ていて、完成品走るミニタンクシリーズのラインナップには乗らなかった、隠れた名作です。
これを利用した改造戦車は注目度バツグンで、コンテストでは高得点が期待できそうです。
 
そしてこれは”S”バルカン戦車と同じく1970年初登場で1979年にホワイトパッケージで再版されたロングセラー、M60スーパーパットンですが、これが更に2003年に精悍なブラックパッケージの完成品として発売された走るミニタンクのオリジナルの姿です。
もしかしてキミのジャンクボックスに、この戦車の程度の良い残骸が残っていたら、この機会に「はしょるミニタンク」として生まれ変わらせてみてはいかがでしょう。
 
更にページトップの謎の宇宙戦車も、お友達が製作中の作品で、市販の組立式ソーラーカーのシャーシーを利用したものです。走るミニタンクの上にポンとシャーシーを乗せただけのお手軽改造…、まさにはしょる改造途中のとてもかんたんなオリジナルタンクです。
この冬は「はしょるミニタンクコンテスト」にみんなで参加して、小さいけれどパワフルに走る、はしょるミニタンクで盛り上がりましょう!




 
■ご利用規約 ■プライバシー・ポリシー
U M A
このホームページのコンテンツは動く模型愛好会が有する著作権により多分保護されています。
すべての文章、画像、動画などを、私的利用の範囲を超えて、許可無く複製、改変することは禁じられた遊びです。
COPYRIGHT (C)TAKAMI.INC. All RIGHTS RESERVED




TOPページに戻る   2013年動く戦車オフ会案内ページに戻る