ここに全長9mに及ぶ難攻不落のジオラマコースが完成した…。
↓(movie)


動く戦車マニアなら
このバトルフィールドに挑め!

激走!シングル戦車レース!!

2014年のレースで異彩を放ったセンムー兵器局製作の「サンシャモンタンク」。
ダートなジオラマコースをリアルなモーターライズ戦車が走破する、これがシングルレースの醍醐味だ!

 

★シングル戦車レース 参加要領

 ・1/48〜1/21クラスのシングル走行戦車による、無操縦の「コース走破型レース」です。
 ・ラジコン作品でも特例として「何があっても前進だけ」の操縦で参加できます。
  (コースアウトしそうでも前進を止めない、人としての正直さのある方だけ参加可能)
 ・コースは90cm×90cmのユニットを組み合わせたジオラマコースによって行います。
 ・コースレイアウトは直線構成で最大9mになりますが、難易度を勘案して適宜組み替えます。
 ・走行用モーター1個、電源3v程度を目安としていますが、速ければ良いものでもないので
  安全に室内走行できるものであれば、特にモーター、電池に関する制限はありません。
   ・・・ゴム、ゼンマイ、空気エンジンなどはOK。室内なので燃焼系エンジンはNG。
 

 評価内容は以下の4項目で、これらの合計点で争われます。

 ■芸術点
   塗装やウエザリングなどのビジュアル面を5段階評価。

 ■技術点
   砲塔旋回やサス可動などのメカ部分やギミック等を5段階評価。

 ■距離点
   1メートルごと走破した距離に応じて配点されます。

 ■韋駄点
   完走した車両に対し、速い順で加点されます。

 一度スタートすると、後はコースと車両の絶妙の相互作用で
 全く予想できない「筋書きの無いドラマ」が展開されます。

 

 でも…実は何だってありのこのレース。ただ無操縦で真っ直ぐ走るだけの車両が生み出す、コースと作品の「シナリオのないドラマ」です。
 タミヤの楽しい工作シリーズのアームクローラーはここの所大人気のトレンドアイテム。
 このウルトラマンが乗った巨大ビークルは、コース途中ですってんころりん。あちゃー。
 「そんな変なものに乗ってるからだよ!」とギャラリーも大爆笑。
 うまくいってもいかなくても、会場を笑いと興奮の渦に巻き込むのがこのシングルレースの真骨頂です。


2014年参加作品 マルさん作、ミドリの宇宙探検車「スペースコマンド」。
 リアル戦車だけではなく、昔懐かしいプラモデルだってチャレンジしています。
 昨年も俺SFメカコンテストのテーマに因んだ懐かしいお宝キット…ミドリの「スペースコマンド」が2台も登場。このシンプルでレトロフーチャーの趣を醸し出す車両に、遠い幼き日を重ねた参加者も少なくなかったでしょう。だって参加者は殆どオッサンなんですもの。(笑)
 経年劣化で疲れが見え始めたコースですが、同じコースでも走行する車両によって、ある時はウクライナの戦場に、またある時は地球を遠く離れた名もなき惑星に…などなど、様々なシチュエーションの風景に見えてくるのも、このジオラマコースの特徴です。
 またチャレンジする車両はいずれも一個のモーターで無操縦で走るだけなのに、微妙な起伏との相互作用で勝手に方向転換してしまいます。誰にも想像の出来ない「コース任せの成り行き」を楽しむハラハラドキドキ感がたまりません。
 これ以上ない単純な内容ながら、実に奥の深いレースです。

はまい親子作「グーグーガンモクローラー」

 そんな中でも注目度が高かったのがこの謎のピンク生物、グーグーガンモクローラー。
 スタート直後の「可愛いお手手」ポーズとは裏腹に、じつはこのお嬢さん、過去においてリモコンバトルのスモールクラスとスタンダードクラス(トラデイショナルクラス)の覇者となったツワモノでもあります。
 彼女の餌食となったオヤジ敗者どもものけぞるカワイイ攻撃の成果や如何に、タコに?
 この後ガンモ号はコースを外れ、無表情なこの目で撮影者の方に迫ってくるのです。
 「をい、来るな。来ないでー!」
 その次に控けえしは、これまたけったいな二台のドタバタ走行。
 お互いコースアウトしそうな危うさを反対側から支え合ってゴールするのか?と思いきや、いいところで共倒れの結末に。ギャラリーのお父さん達も大爆笑。これがまた、明日のつらい御仕事を支える心の糧になるのでしょうか?
 因みにコース中盤にあるジオラマの川は、接続部分がコース一辺の25%位置を通る四分の一円周の設計となっており、自由度高くコースレイアウトを設計できる優れもの。
 スタート直後の平地から河川地域。河岸段丘や小高い丘を越えて急峻な二子山に至る、バリエーションの度の高いものなんですよ。

よしのよしおさん作「巡航戦車「クルセーダーMk.1」。
 などと、若干キワモノ的な作品紹介が続きましたが、やはりシングルレースの華といえば、リアルな戦車模型が起伏の多いコースをリアルに走りぬくシーン。
 これは2014年のシングルレースに登場した英軍マニアよしのよしおさんのクルセーダー巡航戦車の走り。
 細部までシッカリ作りこまれた上に、確実に作動するサスペンションがこの上なく実感を高めていますね。
 動く戦車模型に見慣れたメンバーも、こういった正攻法の頂点に立つ作品の走りを目にすると思わず溜息が出てしまいます。
 今年のシングルレースシーンで、ギャラリーの注目を集めるのはあなたの作品かもしれません。
以下は記念すべき第1回シングル戦車レース(2002年)の様子です

疾走する「ベルトリンク・アボット」と「KV−1」

M8トラクターはM2カノンを牽引して過酷なコースに挑戦!

実際に水が張られた「沼」とStrv103

この迫力!ギャラリーものけぞります!!

併走するのでどんなハプニングが起きるかわかりません

ああ、至宝のSFキットにコースを外れた心無い戦車が襲いかかる!

 
第1回シングル戦車レースはTAC監督の手で
ドキュメンタリータッチの記録として残されました。
以下にその一部を御紹介致しましょう。


Presented by TEPPROJECT TAC FILM

プロの機材を使って編集された迫真の記録

TAC監督の魔法にかかると映像はこの様になります(^_^)/~

あのコースが将に戦場と化す迫力!

戦車バトラーの栄光の記録はこうして刻まれた

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