ラジコン戦車バトル団体戦
スーパーマーケットガーデン作戦<遠すぎた端!>

RCリモコン戦車団体戦について
 複数のラジコン戦車が同時に走り回る団体戦は、長きに亘って動く戦車少年(中年?)の憧れの光景でしたが、タミヤから1/35アクトコムRCタンクが発売され、ラジオコントロールのスケールモデルがより身近なものになりました。
 「クリスタルを替えれば12台(?)の同時走行が可能」というスペックで、遂に1/35クラスの出来の良いキットでラジコンの団体競技が手軽に行える事になったのです。
 また、同じアクトコムシリーズの2.4GHzデジタル送受信機システムを使ったバトルシステムシリーズでは、更にクリスタルの換装すら無くして、同時走行が可能になりました。
 バトルフィールドの端と端に両軍の陣地を構えて敵陣を奪取するこの競技は、あのマーケットガーデン作戦を超えるという熾烈さからスーパーマーケットガーデン作戦、別名 「遠すぎた端」と呼ばれている! (♪ジャジャン!ジャジャジャ〜ン!)
 
 
☆★参加要領

【アクトコム
1/35クラス団体戦】
1.タミヤの4chユニット付1/35 ラジオコントロールタンクシリーズを使用した競技です。
  1/35RCタンクバトルシステムシリーズ(赤外線対戦機能付)での参加も可能ですが、
  バトルシステムの使用は禁止です。あくまでも戦車相撲をコンセプトにしています。
2.上記ユニットを搭載した車両であれば、キット以外の車両の改造参加も可能です。
3.前回からモーターとギアボックスだけは上記シリーズのものを使用しなくても参加
  可能となりました。これはリアルなスケールスピードのオリジナルキットから離れ、
  パフォーマンス重視のバトルプレーを楽しむ為のパワーアップです。
4.今回は第二次大戦中車両と、戦後車両によるクラス分けを想定しています。


1/25クラス団体戦は、今回はお休みです)


 
 競技フィールドの基本形は次の図の通りですが、毎回適宜調整します。
山岳地帯には両軍の将軍モニュメントを配し、敵軍の将軍モニュメントと
敵軍陣地の軍旗の両方を早く倒した軍団が勝ちとなります。
図は枢軸国軍vs連合軍の対戦イメージですが、戦後車両では
NATO軍vsワルシャワ条約軍のラジコン戦車相撲競技となります。



1.ドイツ軍と連合軍に分かれます。
2.山岳地帯頂上に各軍の将軍のフィギュアを、また各陣地内に軍旗を置きます。
3.相手方の<将軍のフィギュア>と<軍旗>の二つを早く倒したほうが勝ちとなります。
4.双方3台〜4台ずつの戦車(各チーム同数に調整)で、勝ち抜き団体戦を行います。
5.当日は全バンドのクリスタルを実行委員会で用意し、適宜貸し出します。

これが2016年のバトルフィールド全景。手前が連合軍で奥がドイツ軍陣地です。
今将に第一回戦の戦闘開始のラッパが鳴り、相手軍陣地を目指して進撃する両軍。
ドイツ軍の右翼車両は、員数合わせの為に枢軸側入りした(鹵獲設定の)M4シャーマン。
連合軍側は、写真では見切れているT-34が一台、ディフェンスに残っていますが、
ドイツ軍は陣地防衛車両を残さず、総力戦で向かってくる作戦でしょうか。
途中両サイドの丘の上には、パットン将軍とロンメル将軍のモニュメントが立っています。

 

おおーっと、戦闘開始早々に韋駄天の鹵獲M4シャーマン(ドイツ側)が、
陣地守備隊のT-34をかわして星条旗(裏側はソ連旗)を倒す!
パットン将軍像も倒されて、第一回戦はドイツ軍速攻の勝利です。

 
攻守陣地を入れ替えての第二回戦。
今度もドイツ軍は電撃戦を仕掛けて全軍で突貫を掛ける模様。
 

早速手前のロンメル像には連合軍のT-34が、
奥の丘のパットン像にはドイツ軍のKV-IIが迫る。
ドイツ軍のラングはロンメル像援護に間に合うのか?

 

おーい、ラング素通りかーいっ!
この危機にも動じず、泰然自若と構えるロンメル将軍。(銅像だから)
 

敵戦車の突進に、ロンメル将軍あえなくダウン。
でも大丈夫、銅像だから。
 

このタームは、ロンメル将軍像に続き、快速攻撃で独軍陣地を奪取した連合軍が勝利しました。
余りの迫力に、シャッターを切る手も震えているかな。(手ブレ補正ないのかーい)
独軍旗は本当はハーケン的なクロイツが描いてあるのですが、
世界中からアクセスできるインターネット環境なので、自主規制で変えています。
 

布陣配置はそのままで、1対1の同点で始まった最終戦。
この後第二回戦と全く同じ展開で連合軍側が勝利し、
2016年のRCタンクバトル「遠すぎた端」は連合軍の総合優勝となりました。
 


手に汗握る激しいラジコン戦車バトルの
2018年の勝者は西軍連合軍か東軍ドイツ軍か?12月17日の覇者は如何に?
 


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