行の体は、「成長の美」(せいちょうのび)を表します。

 上に向かい成長していた真の体が、やがて枝葉を広げ、花を咲かせ実を結ぶようになります。自らの生命力を養い、養分を蓄積し、子孫を残すという本性に従い活発な活動をする、最も生命力旺盛な時の体を行の体と呼びます。

 人間でいえば社会人として仕事や家庭に活躍している時といえるでしょう。













花材/珊瑚水木、薔薇
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