「青山御流九体伝」は万物の生命の本質を形にしたものです。

 九体伝には真の3体の「附上」「乗越」「後附」、行の3体の「中張」「表靡」「裏靡」、草の3体の「水際靡」「前発見」「後発見」の型があり、流の基本形の「真・行・草」の体もここから生まれました。

 九体伝は日本の豊かな自然と歴史により育まれた深い精神文化を根源とし、青山御流いけ花の神髄を表すものです。

 この九体伝が世に出て200有余年になりますが、九体伝は当流ばかりでなく、多くの花道家たちにも計り知れない影響を与えました。










花材/葉蘭
青山御流九体伝/水際靡(みずぎわなびき)
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