作例データベース SU−85ファーマー


メーカー タミヤ
スケール 1/48
車軸固定方法 ドライブスプロケットのオリジナルの2mm穴ポリキャップに、長さを調整したシャフトを押し込んだだけ。
本体固定方法 本体は3mmビスで固定。アームはプラ板で頭を押さえるようにして固定。
必要な追加工作 最終ギアを車体後部両側の張り出しにうまく納めるため、シャフトの出ている方向を反転させる。車体後部の斜めの角度にアームが納まるようにアームの先端を若干削る。
備考 簡単工作で可愛らしく走ります。

 シャフトは大体のアタリをつけて100円ショップのペンチでちょん切り、やはり100円ショップのヤスリで削って微調整し、ポリキャップを内蔵したキットの車輪に押し込んだだけの簡単改造です。

 このキットは車体後部の両側(外側)に実車のファイナルギアボックスを模した出っ張りがモールドされていますが、ギアボックスを2個普通にセットした場合、そのままだとギアボックスの最終ギアはシャフトの出ている側とは反対側(車体の内側方向)にセットされているので、この出っ張り部分に上手く納まってくれません。
 そこでギアボックスの左右を入れ替えて最終ピニオンギアを車体の内側から外側に位置するようにしたいのですが、そのままではシャフトが外側に出ません。そこでシャフトの出ている方向を変えてあります。
 アームを押さえてシャフトを硬いものに当ててギューっと押すとシャフトの飛び出している方向を簡単に変えることが出来ます。
 これでアームの最終ピニオンギアが車体の外側にくるようになり、キットの張り出しにうまく納まってくれます。

 また、車体後部の角度が急な為、そのままでは可変アームがつかえるので、アーム先端の一部を若干削っています。これも100円ショップの目の荒いヤスリでガシガシやるだけで簡単に行える加工です。

 このキットは車軸部分が大きくくり抜かれていてレベルのシャーマンの作例のように車軸を「穴」で固定出来ない為、プラ板でアーム自体を固定してシャフト位置を固定してあります。

 古いキットなので入手時点でキャタピラがウネってしまっていたのですが、車体が小さく足回りも素直な為、キャタピラが外れる事もなくサクサク走ります。
 この写真のリモコンボックスは3v仕様のままですが、レベルのシャーマンの作例と同じようにコネクターでコードを脱着できるようにしてあります。
  

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